Eureka! 北海道とは


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“ Eureka! ” は「そうか!」とか「みつけた!」とか,そんな感じの言葉です。「エウレカ」「ユーリカ」「ユリイカ」など,読み方には揺れがありますが,哲学の世界では,ちょっと有名な言葉。アルキメデスが「アルキメデスの原理(浮力の法則)」をみつけた時に,風呂の中で叫んだことになってます。
(実際は、違うらしい)

そんな言葉をいただきました 『 Eureka! 北海道(ユリーカ ホッカイドウ) 』は,自然(主に鳥類)の調査や研究など,自然の保護や保全に関わることをテーマにしています。そして、もうひとつ。人間(文化)に関わることも,テーマにしていこうと思っています。
そんな活動から情報発信するために,このサイトをつくりました。

自然観察や自然保護のこと

河川や道路など,土木コンサルタントとしてインフラ整備や防災等の開発行為に関わりながら,北海道の自然を観察してきました。そんな数十年の中で失くなってしまったとか,劣化した環境もあれば,したたかに復元や再生が進んでいる自然の姿もあります。

そんな(主に道内の)自然を紹介するほか,自然環境の保護等に向けた要点とか,こうだったら良いのにという希望,こうすべきだという提言など。
調査(観察)で得られた “ Eureka! ” と,その先にある未来についても,発信して行きたいと考えています。

人間(文化)のこと

もうひとつ,自然のことと並んで,文化のことを扱います。

唐突? ですよね。

自然保護とか,環境保全とか。少なくとも現代において,明確に反対する人はいないと思います。が,実際にはどうでしょう。
経済や社会との関係もあるし,そう簡単に「誰もが自然や環境を考慮して行動する」という世界には,なっていません。地球温暖化をはじめ,海洋プラスチック汚染なども,実際は日々の私たちの生活そのものが汚染源です。豊かな自然を求めるなら,汚染源である私たちの生活を変えなければなりません。

「そんなことは,わかっている」「そうなんだけどね」という声は,聞き飽きました。「じゃ,どうするの?」と問われても,今は応えられません。しかし,頭では理解しているのに,結果的に行動に反映できないという理由は,ふたつくらい思いついています。
ひとつは,いわゆる「正解」が見えてない(リスクは見えている)こと。
もうひとつは,悪あがきでも取り組もうというモチベーションが湧かない。行動を引き起こすだけの思い,文字どおりの「感動」が,ない(足りない)ということです。

だから。
人々の行動を変えるための,生態学等の「正解」を求めることと併せて。
もっと単純な,自然の「素晴らしい」「美しい」という経験を,広げてゆきたい。未来のために,そういう感動や文化が必要だと考えているのです。

趣味で音楽のことを,長いことやってます。その経験からも,理解なんてものとは別に感動はある(外国語の歌でも思いはきちんと伝わったりする)し,感動から社会も変わり得る(社会変革を励ました歌は,人類史のいたるところにある)ことを知っています。
そんな視点からの “ Eureka! ” も,このサイトで発信するつもりです。


生態学を中心とする自然科学に関する活動と,音楽を中心とする文化に関する活動。ふたつの活動から,未来を考えた情報を発信して行きたい。
人々の感動を自然保護に,地球の未来に結び付けられないかというのが,” Eureka! 北海道 ” の最終的な目標です。

『賛同』『励まし』あるいは『提案』や『お叱り』など。
ご意見を,お待ち申し上げます。

2023年2月23日(ver. 1.3)
2021年10月11日(ver. 1.2)
2020年12月21日(ver. 1.1)
2020年4月1日(ver. 1.0)
土屋 尚(Eureka! 北海道 代表)