4月は中旬と下旬に、各1回。各地の状況確認を行いました。COVID-19 の関連もあって、あまり「十分な調査を行った」と言える自信がありません。
もっと時間をかけたいんだけどなぁ。
area A(石狩川の中流域/雨竜川/その他の支流)
- 既知のオジロワシ営巣地点(7箇所)のうち、5箇所では繁殖が始まっている模様。
- 3月末に抱卵姿勢を確認できた3箇所のうち、2箇所では巣内にひなを確認
(5月5日)
- 3月末に抱卵姿勢を確認できた3箇所のうち、2箇所では巣内にひなを確認
- 新規のオジロワシ繁殖可能性がある地点については、特に情報が得られず。孵化まで進み、餌運びなどが増えてくるまでは、こんなものかと思います。
- 3地点でチュウヒ(成鳥)を確認。今後も観察を継続。
- 1地点でオオタカ(ペア)を確認。今後も観察を継続。
area B(藻琴川および藻琴湖)
- オジロワシ2ペアのうち、1ペアは繁殖失敗した可能性が大。まだ時期が早いので、繁殖再開する可能性は、かなり高いように思います。
もう1ペアは順調なようです。 - オオタカの餌持ちを1箇所で確認。今後も観察を継続。
- タンチョウは今年度も繁殖開始したようです。
area C(天塩川)
- 4月中旬に、ひととおりの注目地点(25地点/主にオジロワシ)の状況確認をしましたが、明確な繁殖確認は3地点のみ。ほか成鳥ペアの分布を5地点で確認してますが、不明や不十分が多く残ってます。
- さらに数箇所、調査対象にしたい地点もあるのですが、少し絞り込まないと、追いきれないかも知れません。
その他(猛禽類ではない鳥類など)
- あちこちで毛換わり中のウサギ(エゾユキウサギ)を見ました。なんだかノンビリで、「うかうかしてると(オジロワシに)狩られちゃうよ」という感じ。
- 雨竜川で、ウズラ(4月14日)/ホオアカ(4月22日)/など確認。
今年度は、コアカゲラを複数箇所で確認してます。昨年までは、あまり記録してないんだけど、たまたまであるのか、よくわかりません。 - 石狩川のカワウ・コロニーは、順調のようです。